2010年12月29日水曜日

今年もあとわずか、ということは修論提出までもあとわずか...

新しい手帳を購入し、修論の最終提出日まで日数をカウントダウンをしてみました。
うーー orz、実際に日数を見ると、予想以上に時間は限られている事実を突きつけられ途方に暮れました。

先日、とある講義で、プロジェクト管理とトリアージについて学びました。
乱暴を承知で要約すると、論文作成に際してのトリアージは、Nice to have な物と絶対に外すことの出来ないもの、その他優先順位をつけて低いものは今回の対象からは除外していくということです。
期限が決められている以上切り捨てる勇気は絶対に必要ですが、後2週間はトリアージ対象を確定しないで出来るところまでやってみます。

2010年12月25日土曜日

仮説は検証できそうですが…

ここ10日間程、研究テーマに関する聞き取り調査に集中しています。
院の先生のご紹介から派生して、海外で製造業の品質管理のコンサルタントをされている方、日本で企業を経営する傍ら中国の大学で経営を教えている社長、グローバル経営への移行を推進するコンサルティングをされている方等々、沢山の方にお目にかかりご見解を伺う事が出来ました。
  見も知らぬ学生の為に、ご友人を紹介してくださった親切な方、お忙しい時間を調整してくださり、未熟な研究に耳を傾けアドバイスを下さった方、本当に感謝です。
 日本人が海外で途方に暮れてしまうのは、日本が世界から見て特殊なやり方をしているからなのではないか、というのがわたくしの仮説で、その点は裏付けを得ることが出来ました。
 私の研究のゴールは、途方に暮れる人々に解決策を提示することなのですが、これにはもう少し時間が掛かりそうです。
という訳で、解決策を探索すべく汗をかき続けましょうと自分に言い聞かせています。私には、途方にくれる前に、すべきことがあり。

2010年12月23日木曜日

最近の聞き取り調査から その2

現地の運営をまかせられる人は見つかるかもしれないが、本社の理解が得られなくて途方に暮れる。

最近の聞き取り調査から

現地の運営を任せられる人がいなくて途方に暮れる…
現地の運営を思い切って任せてみたものの、予期せぬ事が起こって途方に暮れる…
海外進出しては見たものの、こんなはずではなかった、と途方に暮れる…

2010年12月20日月曜日

昨日の途方から分かった事

海外進出する前に、まず済ませておかなければならない事があります。
「内患外憂」という言葉がありますが、内患の治療法として海外進出しても、内患は治らないで病状を悪化させているケースが多い様に思いました。

2010年12月18日土曜日

昨日の途方

海外進出に失敗した企業の事例を調査をしました。

FSもせず、現地の人に資本金を現金で渡し現地法人の設立を依頼したとの事。
待てど暮らせど、会社は出来ず、思いあぐねた社長は現地に乗り込みました。
役所で確認すると現地法人の設立申請さえ提出されいないことが分かりました。orz...

でも...
新規事業を展開するに当たり、FSをせず、資本金に相当する資金を現金で手渡しというのは海外進出以前の問題だと思います。
今度は、私が途方に暮れました。 orz...

2010年12月17日金曜日

途方に暮れる2タイプ

途方に暮れる場合2つのタイプがあると考えます。
1.彼らの行動は理解不能で論外、ととらえるタイプ
2.彼らがそういう行動を取る気持ちは分かるけど、それでは仕事が進まないと煩悶するタイプ

どちらもそれぞれ大変ですが…

2010年12月14日火曜日

海外進出して成功している企業

先日、ヒアリングに行ってまいりました。
こちらの企業さんでは、進出当初、合弁会社としてスタートした事で、現地の方がマネジメント陣として創業時点から参画されていた事もあり、実際に事業を運営していく中で、現地人の管理を経験的に学んだとの事でした。

人事管理に悩んでいるところは合弁企業にも沢山あると聞きますので、この企業ならではの成功要因が他にも多々あるのですが、なるほどなぁと思いました。

2010年12月12日日曜日

「これは私の仕事ではありません」の人々と、「指示されたことは何でもこなす」の人々が1つのチームで仕事をすると…

「これは私の仕事ではありません」の人々と、「指示されたことは何でもこなす」の人々が1つのチームで仕事をすると、前者は、きちんと職責をまっとうしているつもりなのに、後者から見ると、「融通が利かない」、「個人プレー」、極端な場合は「自分勝手な奴め…」と思われます。
両者の間にはだんだんと溝が出来、だんだんとそれが深まり、協業もうまく進みません。

2010年12月5日日曜日

最初は何かの聞き違いかと思いました…

「これは私の仕事ではありません」とにこやかに言われた時、最初は何かの聞き違いかと思いました。
でも後で冷静に考えると、彼らのロジックには合理的な理由がありました。彼らの世界では明確に個人単位で仕事の範囲が定義され、業績も「定義された仕事」の成果で測られます。また、もし仮に「定義された仕事」以外に手を出してしまったら、意図せずとも、同僚の領分を侵略してしまう恐れもあり、気軽に応じるにはリスクがありそうです。「これは私の仕事ではありません」、It's not my business. という彼らには、何の他意も悪意もなく、淡々と事情を説明してくれていただけだったのです。

私が新卒で入った会社は日本企業でしたが、そこでは当時、上で言うような明確に「定義された仕事」などなく、秋の空の様に時々刻々変わる会社の方針に翻弄される上司からの時々刻々と変わる指示に柔軟に対応する、「言われたことは何でもこなす」人が「できる奴」と評価されていたと記憶しています。

このような経験と、「これは私の仕事ではありません」の一言で、今までとは別の価値観を学ぶことができました。

ところで、「これは私の仕事ではありません」の人々と、「指示されたことは何でもこなす」の人々が1つのチームで仕事をするとどんなことになるでしょうか…
 
続きは次回

2010年12月3日金曜日

では… 日本ではなぜ お客様に求められると、担当外の仕事にも応じるのでしょうか?

お客様は神様です」 vs. The customer is king

神様とKingでは接客対応も違うのか?
いや、そんな駄洒落みたいなことは置いておいて、次回はまじめに考えましょう。

2010年12月2日木曜日

彼らは契約を、契約どおり誠実に履行していたのです。
わたしが相談したことは、契約には含まれていなかったので、「これは私の仕事ではありません」と淡々と応じたのです。
でも... お客様の困りごとは解決されないままで...